2012年8月30日木曜日

家族のこと

小原での家族は僕と2匹の犬、名前はハナとキノコといいます、ハナがおかぁさん、キノコが娘、親子と言ってもハナが
一歳になった時生んだ子なので相当なヤンママ、わずか一歳ちがいの母と子です。二匹は外も家の中も土足OKで基本放し飼い、寝る時は3匹(僕も1匹)一緒、僕はいつも隅に追いやられベットからいつ落っこちるか…という感じです。
そして妻は参議院議員(ついこの間、民主党を離党し「みどりの風」という会派を作りました)の谷岡郁子といいます。
彼女は土日しか名古屋に戻らないし、帰って来ても何かしら予定があるので、土日に僕が名古屋に会いに行くという、いわば通い婚をしています。電話では毎晩一時間くらい話し合いますが…。本当にたまにしか休みがないので、小原へは年の3回〜4回くらいしか来れません。
バツ3の僕には41歳になる娘がひとり、東京で漫画家をしてます。ちなみに竹内未来といいます、興味のある方は読んでやって下さい。また、タニオカには娘がひとりいて、どういう訳かやはり漫画家なのです、谷岡曜子といって売り出し中です。
という訳で妻(名前変えない、籍をいれない、経済別という事実婚というやつですか)と漫画家の娘2人、そしてハナとキノコが家族です。

小原での2匹の家族、犬は大好きでしたが「自由人」でいたい僕が街では首輪とリードをつけ「ダメ!ダメ!」と束縛するストレスがいやで、山に行くことに決めた段階で飼うことにしました。
ハナとは「捨て犬の里親募集」で見つけ、甲府まで頂きにあがりました。もともと八ヶ岳の野犬の群れで生まれ、生後2ヶ月の時、山で死にかけていたのを保護されたそうです。
山の子だったらバッチリと縁を結びました。甲斐犬の血が流れていて俊敏でがまん強い子です、ただ人にはなかなか慣れず僕とも一定の距離を保っている誇り高いやつです。
「自由とは孤独とリスクを引き受けなくてはならない」そんなメッセージを常に発信しているハナです。
隣りの字のチビという犬と大恋愛してキノコを生んだのですが、もう2〜3日で生まれる頃かな…という時、散歩の帰りにそのまま沢から山へ消えて行きました。その間僕は山の方にに向かって「ハナ〜ッ!ガンバレ!」と叫び続けてましたが、4日後3匹の子犬(最初にくわえてきた子は死んでましたが…)を一匹づつ家へ連れて来ました。死んだ子を僕の前に置き、じーっと僕に「なんとかして…」と訴えるような眼差しを送ってました。その子のことをずっとなめ続け、2日目の夜カリカリと静かな音をたてていましたが、朝もう子犬の姿はありませんでした。子の死をまさに腹に収めたのです。ハナの見てない時に埋めてやらなくて良かった、そうしたらきっと狂ったように捜し続けただろうから…。
長くなりました、ハナとキノコの冒険談はまた…。

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