2012年10月27日土曜日

「ヤィヤァー祭」追い込み作業日

今日は本番前最後土日2日間で予定していた「ヤィヤァー祭」の製作作業、明日は80%雨なので一日でやれるところまでと…30人以上のボランティアが集まり、朝から気合いも入りみんな頑張った。
休耕田は雨が降るとぐちゃぐちゃになるし、素材のメインのワラは濡れて扱いにくいし、竹は滑るし…なによりも手作業は進まない…呼び掛けに応じてくれた地元のおかぁさんやおじさん達、それに名古屋や豊田をはじめ小原以外の所からも
大学生や高校生、孫をつれた主婦など多様な人が助っ人にかけつけてくれた…本当に助かりました、ありがとう…。

今回参加の作家中いちばん若い23歳の田中めぐみさんの作品は<はざかけ>をモチーフにしたウエーブ、彼女は一晩会場の休耕田でインスピレーションが舞い降りるのを待って野宿した。
一反の田んぼを一日中かけほぼ一人でもくもくと草刈し、旧式の耕耘機で耕し、プロのおじさんから番線巻きの指導を受け竹でハザを作った。
のべ20人くらいでワラを束ね結び、ただただ気長に同じ作業をし続ける根気のいる作業、今日で三分の二のハザ掛けを終了した。

鈴木琢磨さんは小原の43ある字を案山子で表現したいということで、今日は小原の皆さん、豊田東高校の高校生らが中心となり朝から案山子作り…。
小原のおばぁちゃんや主婦の方達から頂いた古着を一体一体
古着やハギレの山から選び、じつにバランスのいい?おもしろいコーデュネートで仕上げてくれた。
今日一日で5mの竹の先に30体の案山子が空に揺れることとなった。
この作品、今日で50%の完成かなぁ…。


このほか、茶室を作って「お点前」のパフォーマンスをする
桜井里恵さんの茶室作りはワラで屋根を葺くところまでいったが、ワラの量が多すぎたのか重くて上がらなかった…どうしようかなぁ…。
「Guardian」守護神というタイトルの作品を作っている
土の造形作家オザワナオキさんの方は今日は予定の作業が
バッチリ出来たとのこと…ただし彼の作品はベースを作るところまでで、間伐材と竹とワラで出来た守護神をベースに
11/3から来場した皆さんに泥をぶつけてもらって完成させるという完全参加型の作品だ…11/3、4守護神を完成させるために、小原の小中学生が泥ぶつけに来てくれる。
皆さんも会場に来たら是非「泥ぶつけ」に参加して…。

開会まで一週間となったが、何ぶん野外での作業、雨が降ればできないし、人手がなければ進まないという製作作業、
きっと開会中も作っている作家さんがいるはず、もし会場に見に来ていたら手伝ってね…。

…しかし…明日の雨はイタイ…なぁ…。 

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