2012年12月13日木曜日

一等星な流れ星

今夜9時過ぎ、いつもは10時くらいに真っ暗な山道を
懐中電灯を手にハナとキノコを連れて、というより彼ら
の「連れて行け!」という真剣な眼差しにしぶしぶ夜の
散歩に外へ出た。
気温はマイナス1度くらい、おととい降った雪がまだ山
にへばりついている、月もないのにボーッと雪が反射して
次に道はどこへ曲がるのかが懐中電灯なしでもわかる。
空を見上げると冬の星座たちがひしめき合っている、
「そーか、星明かりってこれか…」と納得できるほどの
星のキラメキが空にある。
特に晴れた日の厳しい寒さの日の空気の透明度は高く、
懐中電灯のスィッチを切って、星空を見ながらの散歩は
素敵なものだ。
さらにそのキラメキを際立たせてくれるポイントがある、
それは葉を落とした木立の道を歩くことだ。
細い枝先を抜けて見える星たちが、その一瞬一瞬に見え
かくれする、その一瞬の点滅がキラキラ度を上げてくれる
という仕組みだ。
今夜も頭上のオリオン座から始まり、「あれっ?おうし座に
あんな大きく明るい一等星があったっけ?」…おうしの頭に
輝く星は木星なのだと帰ってから調べてわかった。
そして6月生まれの僕の星座<ふたご座>も東にかかって
出て来ている、本当に12月の夜空は星座が肩を並べて
星座の銀座街のようだ、星座がわからなくても星がいっぱい
で充分だけど…。
木立の間をそんな感じで星空を見上げて過ごす、2匹の犬
たちは残雪の中、何かケモノの臭いを嗅ぎ取ってか山の中
へ入って帰ってこない。
どのくらい、おそらく5分くらい星空に見とれていた時で
ある、「ウヒョー!キレイ!流れ星だ!」こんなにクリア
できれいな流れ星は初めて見た、先ほどの木星が流れたと
思うくらい大きな流れ星が西へ走った。
しかも大きいせいか、ゆっくり流れているように感じる、
2秒くらいの間であった、2秒あればお願いごともできた
のに…と後で悔やむ…。
家に帰り、ネットニュースを開いたら、「ふたご座流星群」
のピークが13日〜14日というヘッドラインが出ていた。
合点がいった、確かに流れ星はふたご座方向からだ。
…ということで皆さん、明日の夜は新月状況での流星群を
見るチャンス、いつもより夜空を気にしてね…。

夜空の写真がないので、このデッキにリクライニングチェア
を延ばして夜空を見上げるとサイコーなんだ…と言う訳

   

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