2012年12月27日木曜日

コチコチの夜に思う…。



昨日から今日はとても寒い日だったね。
さっき、ハナとキノコに付き合って散歩に出た、まだ時間
は午後9時半だというのに外の気温は−3度、月は14夜でほぼ満月、山も野も薄い氷の膜につつまれ、枯れずにやっと姿を残している雑草たちにまとわりつく氷の粒に月明かりの小さな光が反射し、ふるえている小さな命のけなげさも
また寒さをつのらせる。
秋の満月はまわり全ての自然のホリゾントを青く染めて海の中にいるような幻想的な世界を見せてくれたが、今夜は月明かりが冷たくあたりを凍らせているようにも感じる。
それにしても、零時をこえて明け方にはいったい何度くらいになっているんだろう…考えたくないね…。


ラジオを聞いていたら北海道は最高でも−0度、一日中マイナス何度かの世界だという、想像はつかないが大変なことだと思う。
昨日洗濯しようとしたら洗濯機の水が凍って出ない、今朝も出ない、お昼になっても水は出ない、夕方やっぱり…、明日に賭けてみよう…。
外に掛けてあった雑巾もコチコチ、バケツの水もコチコチ、
いちばんつらいのは朝、朝食を作る時だ。

朝はパンなので手間がかかる訳ではないが、お皿もカップも
氷を触っているように冷たい、スプーンやナイフという金物にいたってはドライアイスかと思うくらい手にくっつくような冷たさだ。
そこで最近はパンを焼く時、フォークやナイフをトースターに入れていっしょに焼いている…これは正解だった、固くなったバターもスーッと切れる。




今は広い我が家で6畳の書斎兼ベッドルームに、石油ストーブをつけて閉じこもっているが、食事を作る時はどうしても台所に行かねばならないので、オークションで安い「石油ファンヒーター」を購入した。
いくぶん台所にいるのが楽になって良かった…寝る時、忘れずに蛇口の水を少し流しっぱなしにしておこう。

しかし取り立てて冷え性ではないと思うが、足が冷えるのが
今いちばんの困りごとで、土間に並んでいるクツを履く時
氷の中に足をつっこんでいるのかという感じだ。
北海道の人たちは氷のクツをどこにしまうのだろうか…?
まさか保温くつ箱があるとは思えないが…?



昨年の冬、いちばん寒い日は−12度というのがあったが、
これからが冬本番、今年はどんな意外性のある「コチコチ」
と出合えるのか楽しみに過ごしたい…今夜シャワーの水は今のところ出ているのですぐにシャワーを浴びなければ…。

追伸
そうそう…話しは違うが終了した「ヤィヤァー祭」のこと、
僕もいろんなイベントを経験してきたが、廃棄物が限りなく
ゼロに近い、ほぼ完全循環型の祭であった。
竹はチップと家の濡れ縁用にもらわれ、ワラは近くの農家の皆さんが畑で苗のおふとん用に、残りは消却して栗畑の肥やしに…間伐材はパン屋さんの石釜用や盆栽の台にもらわれて
いき、番線はくず鉄としてリサイクルに…捨てるものがない
全て再利用される気持ち良さはなんとすがすがしいことだ。
…というご報告…。

0 件のコメント:

コメントを投稿